自分で自分の機嫌をとって常に上機嫌でいるための大切な習慣
私は常に自分の機嫌をよくするようにしています。
でもそれって大変じゃないですかって言われるんだけど、大変なことでも、難しいことでもないんです。
大切なのは、自分に起こった出来事をどうとらえるかということと、
どんなことが起こっても、“自分の機嫌をとる”という“習慣”を身につけることなんです。
たとえば、すごく“わからず屋”の人が現れたら、天が自分の説得力を上げるために遣わしてくれたんだと思うと、それがすごくありがたいし、うれしくなります。
つまり、どんなことが起こっても、自分に起きた現象は自分にとっていちばんいいことだと思うようにする。
そしてそれを、自分の器を大きくするための訓練だと思えばいいのです。
自分に起こった出来事に対して、何かにつけて頭にくるよりも、自分の機嫌がよくなるようにする。
そのために何が必要かというと、“理性”なんです。
腹が立つのはそこに感情があるからですよね。
その感情的になったときに、自分を上気元のほうに持っていくのに必要なのは理性です。
だから、器量を上げるためには理性が必要なのです。
人は機嫌がよかったり、悪かったりします。たまに器量が大きいことを言うこともあります。
でも、それがいつもできるっていうのは、理性がないとダメなんです。
その意識をずっと持っていると、それが習慣になって自然に身につきます。
歯を磨くときのように、最初は上の歯、前歯、奥歯、下の歯、前歯、奥歯というように、意識して磨いていても、慣れてくるとそんなことを意識しなくても磨くようになるんだよね。
それと同じで、ある一定のところまで我慢してやっていると、習慣になってしまうんです。そうなるとなんの苦労もなくなってしまいます。
私の場合も、何か起きると自分で自分の機嫌をとるように習慣づけてるから、脳の回路がそういうふうになってしまっているんです。
それで、私にとってはそのほうが自然で、楽なんです。
斎藤一人 柴村恵美子 著
『器』より
ひとりさんは、自分自身に起きたことは全て自己責任だと言ってくれたことがあります。
私を不快にさせるアイツの存在も自己責任だって?
そんなこと信じられない。アイツさえいなければ幸せなのに!!
そんな存在がいたとしても、そんな存在とお付き合いしているあなたの責任。
でも、お付き合いするしかない状況だったんだ!
そうだよね。そうなんです。
実は、嫌や出来事も、嫌な知人も、
全てアナタの学びのために訪れる試練。
嫌な人がいても、スルーできる人もいる。
人相を見ただけで、あ、あいつとは付き合わないぞ、と決めて幸せに生きている人もいる。
そんな中、あなたが嫌な奴とお付き合いするハメになったとしたら、
まだまだ未熟なあなたのために訪れた試練なんです。
それが分かったらもう簡単!
私はもう学んだから、私の前から嫌な人は1秒でも早くいなくなってほしい。
そう考えて、そうなるように行動することで嫌な人はいなくなります。
学びを理解すると、もう同じ学びはやってきません。
でも、学びだと理解せずにいつまでたっても学習しなければ、その人がいなくなっても、また似たような人とお付き合いするハメになります。
例えば、暴力ばかりふるう男とお付き合いしてしまう女性がいますが、その男と別れて新しい彼ができても、また同じような暴力男に合う不幸な女性がいますよね。
その女性は不幸なんかじゃないんです。学んでないんです。
だから同じような試練が、学びが終わるまでやってくる。試練は終わりません。
でも、「こんなタイプでこんな人相の人は暴力を振るんだ」と勉強できたら、もうそんな男にはだまされたりしません。
どんな人も、天が勉強するために遣わしてくれた人なんだと思うと、怖いものはなくなります。
「私は学んだ!ありがとう!」
そう思うことですごい楽になります。
不機嫌になったり、ストレスを感じたり、悩みを感じたり
悲しんだり、うつ病になったり、、、
これらのほとんどは嫌な人間関係。
こんな時に上機嫌なんて無理。。。
でも、全ての出会いはあなた自身を勉強させるために天が遣わしたありがたい試練。
そう思うことで、ツライ気持ちが少しずつ軽くなって
上機嫌(上気元)への道が見えてくる!
常に上気元でいると、
たくさんの良きことを引き寄せて、
良きことがあなたを逃しはしない。
たくさんの奇跡が訪れて、
たくさんの幸せが放っておかない。
上気元でいる意味。上気元でいるコツ。
ぜひ実践してみてください^^
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